鑑定内容 |
【声紋鑑定の方法】
人声の声紋検出は、ソナグラフ(サウンドスペクトログラフ)という装置を
使用し声紋を描き出します

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声の成分を解体し、認識しやすくする為に、音声フィルター分析を行います。
フィルター分析は縞模様の間隔が声の高さ表し、間隔が広いほど声が高くなります。
統計学的に女性は男性よりも声帯が短いので声が高くなります。
子供の声は、女性、男性の判断が付きません。
声紋の鑑定に於いて、声の主が男性か女性か、または年齢の特定は現実的ではありません。
声紋の解析は、録音物の確認、精査から始めます。
幾つかの言葉の声紋を比較し、録音方法、録音状態、雑音は入っていないか、
他人の声と重なっていないか等を検討し、慎重に作業を進めていきます。
それでは、何を基に同一性を語るかと言うと、
声紋の鑑定方法は、指紋の特徴点法などと 同様に「特徴点合致法」で異同識別されます。
声の成分をグラフ化させ、声紋を描きその特徴点を精査し、比較識別されます。
人の発する声とは、実に複雑な音の集合体です。
同じセンテンスでも人それぞれに特徴を有しています。
その特徴を特徴点として認識し精査する事によ って「異同識別」するのです。
指標とされる値は「10秒間に12の特徴点」が揃えば、本人であると確認されます。
確率的には、「10秒間に12の特徴点」が同じならば「161億分の1」と算出する事が出来ます。
簡単に説明すれば、ものすごく高精度の個人識別能力があるという事です よね♪
ですから、多少の音の劣化やノイズ音が含まれていても確実に個人の識別が出来るのです。
それ故、裁判資料として多く採用され
「音声鑑定」の結果のみで有罪/無罪が確定する事が可能になるのです。
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では、実際の声紋鑑定をご説明します
下の2つのグラフは、声紋鑑定に用いられたグラフです。
| (A)のグラフは、上着にマクロレコーダを入れ生で録音した音声。 | |
| (B)のグラフは、電話に掛かってきたものを録音した音声。 |
(A)は、デジタルマイクロレコーダーで録音したもの

(B)は、一般電話機に録音されたもの

| 1)録音状態を確認。 | |
| 2)音声抽出(個人の特徴が現れる発音を慎重に探し出す) | |
| 3)音声分析-資料調整(ノイズ除去、音声最適化) | |
| 4)音声分析-測定(ソナグラフを使用、グラフ化する) | |
| 5)音声解析(抽出音声データの異同識別) | |
| 上記の場合は約1秒間に8か所の特徴点が揃っています | |
| これらの分析結果から、資料Aと資料Bは、同一人物の音声と推認されました。 | |
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