DNA鑑定

よくある質問

 

【よくある質問】

 

DNAが同じ人?/どんな試料なら?/父子鑑定?/指針?

 

皆さまから寄せられる質問をまとめてみました

 

DNA鑑定-よくある質問

 

Q:

DNA鑑定あるいはDNA型鑑定とは・・

 DNA多型の存在する部位を検査し、それが誰のDNAのものであるのかを特定することによって、個人識別を行うことです。
子のDNAは父と母から1対ずつ受け継がれるため、それを利用し親子鑑定をおこないます。
現在、用いられている検査の方法は、DNAの塩基配列そのものではなく、4塩基を1単位とする繰り返し数をもつ部位(DNA多型領域)を検査します。
 ですから、私たちは、DNA鑑定というよりDNA型鑑定と称しています。 血液検査を血液型検査と呼ぶのと同じと考えると簡単かも知れません。

 

Q:

検査理論上ではありえます。(実務上はいません)

 一卵性双生児に限り、本当にまれにDNA型が一致することがあります。
DNA型鑑定では、人のもつDNAのほんの一部を調べているだけなので、理論上は偶然に同じDNA型を持つ他人が存在する可能性があります。
 しかし、私たちが行っているDNA型鑑定では、計算上、数百億人以上に1人という高い確率をもって
個人識別を行っていますので、同じDNA型をもった別人が存在する可能性は極めて低いといえます。

 

Q:

血族関係のDNA鑑定では、民族別遺伝子データを使用します。

 血縁関係のDNA型鑑定では、その血縁間の尤度比を計算し、真偽を確かめます。
海外の場合、日本人はアジアンに分類され、このアジアンの約50%はインド人とフィリピン人に対応し、この指標で日本人を計算しています。
私たちは、日本の学会で検証確認された日本人の遺伝子データベースを使用しています。
日本人それぞれの持つ遺伝子座(ローカス)の出現頻度を統計データベースとし、この定数を掛け合わ
せることで、その個人のもつ血縁間確率を算出しています。
 その方の人生が大きく変るかも知れません・・・
「多少手間でもその方に合った最高の品質のみをご提供したい!」私たちは、そう考えています。

 

Q:

DNA型検査は、確認検査を繰り返します。

 DNA型の検査は、高価な検査試薬を多用し、何度も確認検査を繰り返し確率精度を高めます。
そして、得られた試験状況と分析結果から、総合的な解析を行い、判定されて行きます。ですから、安価な未承認の試薬を用い検査数・確認工程を減らせば、検査費用は格段に下がります。←もちろん精度も。

ですから、彼らのテスト結果には、本来書かなくてはならないプロコトール(手順)や使用した試薬の記載がありません。結果の検証や確認は行われず、データだけを記載します。←だから検査速度が劇的に速くなる。
この簡易的テストをDNA鑑定だと偽り営業する行為は、一般見識からみて許されるものではありません。

 安い!高精度!を謳い文句にしている業者も居ますが「資本主義国家」でそれは「無理です」
安定した技術と精度を確保するには、必要最低限のコストは絶対必要です。彼らは10検査して6件当たれば良いと考えているのでしょうが、それで人の人生が変わることもあるのです。100回検査して100回当たらなければ「鑑定」の文字を使う資格は無いと考えています。

 

Q:

海外のDNA検査会社のサービスです。 (弊所は保存されません)

 海外のDNAラボには、日本人の遺伝子データがありません。
被験者の検査データを買い上げ、基礎データとし、その分費用を下げる手法が取られています。
あなたのデータ買い上げますと契約書に書いてある場合、これは個人データ転売を意味します。

 海外のDNA分析ビジネスは、「検査」と「情報」の2本柱で成り立っています。
被検者の情報を買い上げ、1件約$200で業者に売ります。業者はまとめて、情報業者に転売します。
そんなの私は認めてないって・・だって、あなたApplicationにサインしたでしょ、と彼らは言います。
DNA検査費用の相場は、世界中どこでもチャンとした業者は$850~$1500程度です。
安く設定するには、試験数を減らすか、情報を転売する以外に方法はないのです。←当然ですよね

 弊所では、全ての検査行程で、個人のデータ保存や蓄積は、一切されません。←キッパリ!
ですから、弊所の設定費用は、少々割高に感じられるかも知れません。
しかし、弊所では依頼者の個人情報と検査内容の機密性・保全性は確実に確保されています。

 

Q:

親子鑑定などの血縁鑑定は2~3週間をめどに作業しています。

 最新のDNA型鑑定はダイレクトPCRという検査法で行うと、早ければ1~2日で出ることもあります。
ただし、刑事事件などの試料は、非常に微量で混合瘢痕の場合もあります。ですから、慎重に何回もの確認工程を行い検査が進められて行きます。
通常、前処理・DNA抽出をキッチリ行い、一ヶ月以上掛ける場合も多いのです。
また、現在広く用いられているSTR法は個人識別能力には長けていますが血縁者の識別能力は、決して高くありません。その為に、前処理やDNA抽出の行程は特に重要とされ慎重に行われています。

 

Q:

AABBとは、アメリカで親子鑑定の検査基準を作成した機関です。

 AABB認定を受けた検査機関はアメリカ内の法廷証拠として採用されています。ただし、これはアメリカのみの話しです。 AABBガイドラインでは、作成した鑑定書に対して説明責任と責任所在の義務が設けられています。
また、AABBは、流通管理において親子鑑定の第三者仲介を禁止しています。 現在日本で行われている第三者仲介である仲介業者によるDNA鑑定の営業行為そのものがガイドラインから外れているのです。
ですからDNA研究施設は、AABB認定を解除されも不思議ではありません。
しかし解除されません。そのからくりは、AABBガイドラインは、アメリカ国内のみに厳しく関与し、それ以外の検査には関与しません。
つまり、輸出用検査ラインを確保できれば、ガイドラインは成立するのです。
さらに、AABB認定研究所は、アメリカ国内には品質を保証する義務がありますが、輸出用には何の保証も必要ありません。
別に、仲介業者のHP上に「法的・裁判可」と書かれたものがありますが、日本の国内法が及ばない海外検査の鑑定書には、法的効力は有りません。
ですから、AABB認定をうたい、高精度で裁判用だという仲介業者ほど怪しい業者と言い換える事が出来ます。

なぜ、アメリカでも認められていない粗悪検査を日本に輸出するのだ!と、聞いた事があります。
彼らは、日本人が欲しがるサービスを開発して何が悪い!安物を欲しがる日本人が悪いのだ!と

とても乱暴な話しに聞こえるかも知れませんが、これが真実なのです。
アメリカは最高の品質と劣悪な品質が両方手に入る国です。消費者は自分の所得を考慮し選択できる自由があります。日本のように良心的価格は存在しません。安物は標準に満たない物でしかありません。
貧困層の方でも躊躇する物なのに、それを欲しがる日本人。5年後10年後のリスクは考慮しません。
そして、弊所で再鑑定を行うと全く逆の結果となることも少なくない事なのです。(子供が可哀想です)

 

Q:

法的DNA鑑定は科学的検査結果を法的な規則に当て嵌める必要があります。

 例えば、あなたが入国管理官で外国から来られた方が他国のDNA鑑定書を持参した場合、そのDNA鑑定書を認めるのでしょうか?
管理官である貴方は、鑑定人に対し様々な疑問を投げかけ、答えてもらいたいと考えると思います。
それが出来なければ、そのDAN鑑定書が真正な物なのか偽物なのか判定/確認は出来ません。←よね♪
海外で行う検査には、日本の法律が及びません。
つまり法的根拠となる検査者の説明責任や責任所在の無い検査といえます。
また、海外依託を行う仲介業者の多くは副業でDNA鑑定を扱っており、本業は自動車修理工場や鉄工所だったりする場合もあります。
このような仲介業者の扱うDNA鑑定書が、厳格さが求められる科学的検査結果を法的な規則に当て嵌め、説明する事は不可能です。
アメリカやフランス・ドイツ等の移民局に提出するDNA鑑定書には自国籍を保有する専門家と規定され、鑑定人が試料採取行う義務が存在し法的拘束力を持たせる法律が既に整備されています。 第三者仲介は禁止され、公の資料として扱う事は出来ません。
つまり『鑑定人出てこい説明しろ』となった場合、仲介業者である修理工場のオヤジが出てきても、そのDNA鑑定書が真正な物なのか偽物なのか判定は出来ません。ですから採用はされないのです。

 

Q:

DNAは人のほとんどに存在します。

 血液、口腔内細胞、体液の一部、毛根鞘の付いた毛髪、骨、組織切片、固定された病理検体、血清、などから鑑定可能です。


 

Q:

条件揃わなければ、困難です。

 一般的なDNA鑑定の血族鑑定や個人識別にはSTR法を用い鑑定が実施されます。
このSTR法には核細胞が必要です。
髪の毛とは、角化変性し死滅した細胞が鱗状に重なった物で、核細胞は有りません。ですから、自然に抜け落ちた頭髪や切った髪の毛のDNA鑑定は困難です。
ただし、頭に生えている毛髪を抜き取って得た毛根付の頭髪はDNA鑑定可能 な場合もあります。


 

Q:

父と子だけでも、DNA鑑定可能です。

 DNA鑑定は、非常に高い識別判断能力があるので、母親が参加できない場合でも、親子鑑定することができます。


 

Q:

亡くなった方の、体の一部が残っていれば親子鑑定可能です。

 亡くなった方の一部が無い場合は、親族・血縁者に協力して頂き、その方達のDNAを採取し血族鑑定を行うことも可能です。
DNA型鑑定に参加できる方や血縁関係を示した略式家系図などをご用意頂き、ご相談下さい。

 

Q:

正当な鑑定の結果であれば信頼出来ると考えられます。

(あてにならない営業会社が存在するのも事実です。・・詳しい資料を頂ければ検討いたします )
【ABO式が当てはまらない事例↓】
①血液型の誤判定 (何らかの理由により血液型の判定が間違う事があります)
例えば、血液型の中には亜型というのがあります(亜型を持つ人は少ない)この型を持つ方を通常検査すると検査反応が弱いために、A型もしくはB型なのにO型と誤判定される可能性があります。また、新生児の場合、必要十分な採血が難しい場合や、採血中に注射器の中で凝血する事があり誤判定の可能性が出る場合もあります。
 ②血液型の突然変異 (生活環境の変化のためか、事例は増えつつあります)
両親の体内で卵子や精子が創られる時に、遺伝子の突然変異が起こることが、まれにあります。
この突然変異は異常ではなく、特に原因がなくても、誰にでも偶発的確率で発生するものです。
簡単に説明すると、どちらかの親がB型で、遺伝子型がBO型の場合、B遺伝子とO遺伝子の前半と
後半が入れ替わる現象が起こった場合、子供にはO遺伝子が反映される事態が発生しABO式に当てはまらない事となります。
研究実績も多数報告されておりますので、ご相談ください。

 

Q:

出生前、胎児の親子鑑定は羊水採取・絨毛(CVS)採取でDNA鑑定可能です。

 一般の方からの検査依頼には応じられません。
親子鑑定の結果によって中絶することを前提としている場合が多い為に、生命倫理上問題があると判断し、弊所では中絶前提と判断される胎児の出生前親子鑑定を中止しています。
※最近、母体血からDNA鑑定できるのか?と質問される事が多くなりました。結論から申し上げると、確証が持てるほどの精度はありません。これはアメリカの学会でも取り上げられています。 つまり、あくまで予備的な検査で、妊娠検査薬どうよう、陽性の場合、羊水&CVS検査が必要になります。


 

Q:

鑑定可能です。 (事前契約が必要です)

 術前、1週間前程度に契約を済ませて下さい。
手術前にご契約頂き、弊所技術者と担当医師とで確認・手続き作業を行う必要があります。
その後、被験者の方から指定試料と父・母の口腔内細胞試料を被験者からお預かり致します。
(※医師法の問題上、医師は試料を被験者に渡し、弊所は被験者から試料をお預かりします)
[被験者/医師/弁護士の方へ]
術法は「吸引法」という子宮内容物を掃除機のように吸い出すバキューム方式にて採取された試料からのDNA鑑定は困難です。(詳細は問い合わせ下さい)
D&C法と呼ばれる(拡張と掻爬)手法で絨毛膜絨毛細胞採取、胎盤もしくは羊水摘出を行いDNA型鑑定試料と致します。
(後日検査、ホルマリン固定・冷凍ともに、DNA抽出精度は著しく低下します)
詳細はDNA担当までお問い合わせ下さい。

 

Q:

困難です。

 DNA型鑑定で検査する部位は、身体的特徴や遺伝形態を示さない部位を検査しているものであり、遺伝病等の特定の遺伝子内容を分析するものではありません。

 

Q:

DNA以外が遺伝子である例は未だに発見されていません。

 現時点までに地球上で確認されている遺伝子は核酸だけです。
核酸にはDNA(デオキシリボ核酸)とRNA(リボ核酸)があります。
地球上のほとんどの生物はDNAを遺伝子として使っていますが、一部のウイルスではRNAを遺伝子として使っているものもあります。
しかし、核酸以外が遺伝子である例は未だに発見されていません。

 

Q:

困難です。 (唾液、涙、汗、尿にはDNA細胞は含まれていません。)

 DNAはヒトの全ての細胞物質(白血球・毛根・精液・血液など)に含まれ、全ての遺伝情報を支配する化学物質です。
DNAを採取するときに、頬の内側をこするのは唾液ではなく、口内の粘膜から剥がれた細胞を採取しているのです。ですから、DNA細胞が含まれない汗や涙からは、採取出来ません。
ただし↓
※細胞が付着した場合は検査可能です。
※顔をゴシゴシ擦ったハンカチや、鼻をかんだティッシュなどは細胞が剥離しDNA抽出できることもあります。
※尿にも細胞が含まれません。しかし尿が尿道や性器に触れることで細胞を拾うため鑑定出来ることもあります。

 

Q:

弊所ではヒト以外のDNA鑑定は実施しておりません。

(犬と馬のDNA型鑑定は、弊所と共同研究を行っている研究所をご紹介いたします・・お問い合わせ下さい)
 基本的な理論上はヒトと同じくDNA鑑定可能です。DNA鑑定を行うには、その生物の塩基配列や遺伝子のデータが必要になります。
各生物の遺伝子のデータを基に、検査試薬や検出キットを選定し、分析試験法を決定します。
残念ながら弊所には、ヒトの遺伝子データと、ヒト用の試薬や検出キットしかありません。

 

Q:

厳密な管理のもとで扱われ、鑑定終了後、全て消去/滅却しています。

 

 

  【作家様や脚本家様から】
Q: ES細胞ってなに?人がDNAを造ることは可能なの?
Q: ヒトや動物のDNA型を変更or偽装することは可能なの?
Q: 輸血をされた方の血液はDNA鑑定するとどうなる?
Q: 粗食はDNAを活性化させ長生きできるってほんと?
Q: 進化が続き、違うDNAを持つヒトのグループ「新人種」が生まれる可能性は?
  ↑ おもしろ過ぎるので、どこか別のページにまとめます。(少々お待ち下さい)

 

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